ホテルや旅館に宿泊したときのトラブルといえば…、
「あれ、こんなところだっけ?」「何だか写真と違う…」「レビュー通りじゃないよね?」なんて経験ありませんか?
宿泊先のホームページを見たり、旅行サイトで写真を確認してもなんだかおかしい…。こんなトラブルに合わないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
そのためには、しっかりと「レビューや口コミを見ること」が重要なポイントです。
いつも、見ているけど…?なんて人もいるかもしれません。口コミやレビューのどこを見たらいいのか?そのポイントを教えちゃいますよ!
ホテルや旅館でのトラブルや困りごとはイヤだ。うまく回避する方法は「レビュー」!?
宿泊先でのトラブルや困りごとには、誰でも巻き込まれたくないものです。
それらをうまく回避する方法があるのを知っていますか?それは、「レビュー」を見て、宿泊先の情報を知っておくことが重要なのです。
トラブルや困りごとに巻き込まれないためのポイントを紹介していきます。
レビューと口コミって同じ意味じゃないの?
うん、その通りだよ。
同じような意味合いで使われているね。
この記事では、口コミも合わせて「レビュー」として表現していくよ。
口コミがうわさなど伝聞の曖昧な情報を含むのに対し、レビューは批評記事など自身の実感や経験に基づいた比較的確かな意見を指すといった使い分けがありますが、現状ほぼ同じような意味として使われていると言えます。
口コミラボより引用
他にも、考え方や捉え方を少し変えるだけで、宿泊先でのイヤなことを回避できる方法があります。
うまく利用すれば、これからの旅行できっと役に立つはずです。
レビューは「星の多さ」だけを確認するのはNG!な理由とは。
あなたがレビューを見るとき、「満足した、また行きたい、食事がおいしかった!」そんなレビューが初めに目に入ってきますよね。
高評価のレビューを見るのもいいですが、ハッキリいってあまり役に立ちません。それは、なぜなのでしょうか?
レビューで満点は役に立たない!?しっかり見ておきたいポイントは?
ここからが重要です。レビューで一番見たいところは、星が1~3のところです。この辺のレビューになると、ほとんどのコメントに不満やグチが書いてあります。
では、例を出してみましょう。このコメントは、ある宿泊先、ある旅行サイト、ある人のものを掲載しています。
年末に蟹と温泉行きたいと思い宿泊させてもらったのですが、蟹がカスカスで美味しくなかった。朝ごはんには蟹がなかったので、美味しかったです。
温泉も思ってたより狭くて、露天風呂は外に行って、外で服脱いで入るので寒かった。
家族風呂が2箇所あったので、そこ入りましたが、せまかったです。
値段も年末で高めだったので不満でした。ある旅行サイトのある旅館のレビューより
「蟹がカスカスで美味しくなかった」「温泉も狭くて外で服を脱いで入るのが寒かった」とあります。
蟹の中身まではさすがに分かりませんが、お風呂のことはある程度前もって知ることができます。ここが重要なポイントです。
星1~3のレビューを読んで、この不満やグチに自分が耐えることができる?と問いかけてみましょう。
絶対にムリ!というなら、その宿泊施設は利用しないように。これで、ある程度のトラブルを回避することができます。
満点に近い数字だけ見ているとダメだよ?
トラブルや困りごとは、星の少ないレビューに書いてあるからしっかりチェック!
不満やグチが書いてあるレビューを参考にしてみようね。
どうしても良いレビューばかり目にしちゃうもんね?
評価の低いレビューを見ることって大事なんだ。
トラブルや困りごとを回避したいなら、○○は小さく○○は少なくを選ぶこと。
トラブルや困りごとはイヤ!
それなら、「ホテルや旅館は小さく、部屋数の少ない宿泊先」を選ぶようにしましょう。
なぜなら、トラブルや困りごとに合う確率が少なくなるからです。宿泊先のレビューでよく見かけるものを紹介します。
- 隣がうるさくて眠れなかった
- 上の階で子どもがドタバタしていたので気になった
- 宴会場の声が外に漏れていた
- どこからかテレビの声が聞こえてきた
ホテルや旅館は多くの人が集まるところです。多少の音や声は仕方がありません。
なので、部屋数が少ない宿泊施設を選べばある程度の困りごとを回避できるはずです。
それでも、眠れなかったりイライラするなら、あなたは神経質なのかも…。もしかしたら、旅行に向いていないのかもしれませんよ?
悪い箇所があっても仕方がない。と割り切る「心の余裕」を持つこと。
「ホコリが落ちていました」「お風呂場に髪の毛があり目立ちました」「部屋に虫がいました」
というレビューをよく見かけますが、こういうのは割り切ってしまうのがいいでしょう。
大きなホコリがいくつもあったり、大量の髪の毛が排水溝に溜まっていると気分が悪いですが、多少なら仕方ありませんよね。
露天風呂に虫…!なんてレビューも見かけますが露天風呂は外にあるものです。虫が多少いるのも仕方ありません。
楽しく旅先に来ているのです。イライラ&ムカムカしているのも疲れませんか?
「これぐらい仕方ないよね」という大きな心を持っていれば、同行者も気持ちよく旅行を楽しむことができます。
あまりに接客態度が悪い、ボッタクられた、部屋に幽霊が出るというのは別物ですが、少しぐらいなら目をつむることも大人の態度なのかもしれません。
接客態度が悪い、ボッタクられた、絵の後ろにお札があった。
なんてことは怒ってもいいけど、多少のことは目をつむろうよ。
イライラ&ムカムカして旅行するのも疲れるし、そんな人が隣にいるのもイヤじゃない?
確かに。
旅先で怒っていると何しに来たんだか分からなくなりそう…。
それだったら、「旅行に行かないほうがいいんじゃない?」ってなっちゃいそうだよね?
あら捜しをするような「神経質な人」との旅行は遠慮するべき。
神経質な人は旅行に向いていません。
とわたしは言い切ることができます。ホテルや旅館で自分の気に入らないところを少しでも見つけると怒り出すからイヤですよね。
「料理が写真と違う」「スタッフの態度が悪い」「アメニティが十分ではない」とイライラが止まりません。あるホテルのレビューにはこうありました。
間違って喫煙室を予約してしまって、失敗!
金額をプラスしてお部屋を変えて頂けたのは、助かりました。
しかし、カビ臭い部屋でくしゃみが出る出る…
じゅうたんはシミだらけ、天井もカビ…
空気清浄機借りて、寝る時は真横に置く始末。
浴室のトイレにもカビが…お風呂は日帰り温泉に行きました。
清潔感、欲しいですね~ある旅行サイトのあるホテルへのレビューより
このホテルは一泊朝食付きで約6,000円です。
この値段で、ベッドがあって、エアコンがあって、朝食が付いていて、シャワーを浴びることができます。安くないでしょうか?
過度なサービスを求めるなら金額相応の宿泊先を選びましょう。
「お金を払っているからしっかりするのは当たりまえ」という言葉もあるでしょうが、そういいたいのなら、数万円払って高級ホテルに泊まるべきです。
その金額しか払っていないのなら、「その分の対価しか返ってこない」ということを改めて考えてみましょう。
そして、このホテルを選んだのは自分なのです。自分の落ち度を棚に上げてレビューで悪口をいうべきではありません。
100均のグッズ、100円のお寿司、1000円のヘアーカット。
どれもその金額に見合ったものしか返ってこないものだよ?
宿泊先に変に期待するのは止めた方がいいね。
そうだね、変に期待するとガッカリすることあるしね。
「この金額なら、こんなもの」ぐらいがいいのかも。
それ以上の見返りがあったとき、「コスパがいい!」って初めていえるんだよ!?
ウソに聞こえるかもしれませんが、このホテルに宿泊してきました。
確かに、タバコの香りは多少しました。壁紙もめくれていました。ですが、6,000円なら文句はつけれません。
うれしいことに、バイクで行ったら支配人が屋根の付いた駐車場を提供してくれました。そして、夕食のお店選びも手伝ってくれたのです。
イライラ&ムカムカするより、気持ちに余裕を持って宿泊すると、いいことってあるものです。
おわりに
経験したことが書いてあるので、やはりレビューは信憑性があります。しかし、絶対的な信頼を持つことは良くありません。
いくら☆5点を付けていてもあなたには納得できなかったり、☆が2点でもこれぐらいは許すことができる。と人それぞれ捉え方は違いますから。
心に余裕を持つことができれば、ある程度のトラブルや困りごとなんて問題ありません。それぐらい、ゆったりした気持ちで旅行した方が楽しいですよね。
次は、どこに遊びに行こうかな!?